近大フィナンシェ

近畿大学を語るうえでのキーワードが詰まっているフィナンシェ
和歌山県有田郡にある近畿大学附属農場で育てられた「近大みかん」をつかってマグロの形に焼き上げられた「近大フィナンシェ」はとてもユニークな焼き菓子です。
そもそも、みかんの産地で有名な和歌山県ですが、近畿大学附属農場では200種類以上の柑橘類を栽培しており、柑橘類の系統保存や機能性を見出す薬用利用の研究にも取り組んでいるとのこと。そんななかで開発された「近大みかん」は、宮川早生・林温州という品種で、化学肥料を一切使わないずに栽培しているみかんなのだそうです。
そんな近大みかんを使った柑橘系の焼き菓子、なぜマグロの形?と思われた方も多いかもしれませんが、近畿大学では水産研究所が養殖に成功した「近大マグロ」というクロマグロも有名なんです。1970年から研究を開始し、2002年に完全養殖にたどり着いたということで、すごい技術だとのことで世界中から注目を浴びている養殖技術なのだそう。
確かに、すごい速さですごい距離を泳ぎ続けるマグロの養殖に成功しちゃうなんて、ものすごいことですよね。
そんなこんなでこのフィナンシェには近畿大学を語るうえでのキーワードが詰め込まれています。「近大みかん」と「近大マグロ」のコラボレーションのフィナンシェ、話題性たっぷりでおみやげに最適ですね。