エコルセ (三角)
薄いクレープ生地を何層にも織って作られる焼き菓子
兵庫県神戸市にある明治10年(1877年)創業の老舗『本髙砂屋(ほんたかさごや)』さんのつくる『エコルセ』は2020年に50周年を迎えたそうです。よく贈答に使われることも多いお菓子のイメージです。食べたことがある方も多いのではないでしょうか。
「エコルセ」という名前の由来は、フランス語の「エコルス(樹の皮)」に由来するそうです。緑色の銀紙に包まれた、三角のパッケージ。懐かしい感じがあります。
開封すると薄いパリパリとした質感のクレープ生地の焼き菓子が3枚入っています。
他にも筒状のもの、四角形のものも同じシリーズでありますが、三角形のものは特にユニークな形状です。
薄いクレープのような生地が何層にも織り重ねられています。
パリパリとした食感が美味しいです。『本髙砂屋(ほんたかさごや)』さんのような伝統的な和菓子作りから始まったお菓子屋さんが、このような秀逸な洋菓子を作り上げたことにただただ感心です。50年以上のロングセラーになるのも納得です。