ぼうしパン(ヤマテパン)

ぼうしパン(ヤマテパン)
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高知県なら知らない人はいないという名物菓子パン

高知県では、あんパンやメロンパンと同じか、それ以上に当たり前の存在になっているパンがあるといいます。それが『ぼうしパン』です。昭和30年頃にパン製造会社である「永野旭堂本店」が、メロンパンに施すやり方と同じようにパンにカステラ生地をかけて焼いたところ、カステラ生地が丸いパンのまわりに広がり、帽子のつばのようになったことから、このパンの名前が付いたとのことです。

ぼうしパンくんのラベル

「永野旭堂本店」さんは残念ながら2019年に閉業してしまいましたが、県内のパン製造会社「ヤマテパン」さんがぼうしパンを引き続き作ってくれています。 高知パン製造協同組合とタッグを組んで作っているこのパンのラベルのイラスト「ぼうしパンくん」ですが、なんと作画は『やなせたかし』氏!!すごすぎです。重鎮の描く”ぼうしパンくん”にはアンパンマンも真っ青でしょう。

ぼうしパンを開封

早速開封しましたが面白い形、UFOみたい。このパンの最大の特徴はなんと言っても耳の部分、帽子でいうなら”つば”の箇所にあたる部分がカステラ生地のようになっています。

ぼうしパンの断面

真ん中のドーム状のパンは有名なスイートブールのようですね。フワフワで周りのこんがりした皮が美味しそうです。

ぼうしパンのフチの部分

スイートブールの部分だけでも美味しいでしょうに、この”つば”の部分のカステラ生地がなんとも美味しそう、贅沢です、この菓子パン。

ぼうしパンを食べる

おいしい!このパンなぜ高知だけのご当地パンなのだと思ってしまうほど美味しくて嬉しくなる菓子パンです。真ん中も美味しいけど耳の部分が至高。メジャーな菓子パンに並び長く愛されているのが納得。定番の菓子パンにふさわしいのクオリティでした。

最終更新日:2024年02月09日