うなぎもち
定番のやつと思いきや、鮎ではなく鰻です。
兵庫県の菓匠泰平庵さんが作る「うなぎもち」は餡とお餅をカステラ生地で包んでうなぎの形を模したお菓子。メジャーな和菓子の”若鮎”のような見た目のうなぎバージョンといった感じですね。
お店で見かけた際に「なるほどその手があったか」と思わず笑ってしまいました。
これは鮎ではなくうなぎなので、ひょろっと長めのシェイプです。表面のカステラ生地にもしっかりと”鰻”と焼印がされています。
中には小豆餡と求肥が入っています。このあたりも若鮎と同じ素材構成ですし、割ってしまうとちょっと若鮎との区別が難しいです。でも、しつこいようですが「うなぎもち」です。
お餅の質感は結構オリジナリティを感じる食感で、ペースト感のある求肥といった感じ。しっかりと甘めに仕上げられているので、そういう意味では確かにスタミナのつくうなぎのようなコンセプトがあるのかもしれません。ユニークなコンセプトのお菓子だと思いました。