岩手県

三代杉

三代杉

平泉・中尊寺にある大杉をモチーフにしたお菓子

三代杉と聞くと個人的には屋久島の大杉を連想してしまうのですが、こちらは岩手県のフルールきくやさんが作るお菓子です。お菓子の名前がなぜ三大杉かというと「岩手県平泉町にある中尊寺の本堂脇に、根の繋がった三本の大杉があるということで、これを栄華を誇った奥州藤原三代氏に見立てたもの」ということです。

三代杉パッケージ

墨画で描かれたパッケージ、渋いですね。この時はパッケージの基調から伝統的な和菓子かと思っていたのですが、後ほど意外な結果が待っておりました。

三代杉開封すると

丁寧に和紙に包まれたお菓子が出てきました。厳かな感じです。

三代杉横からズーム

開封すると、上下の生地はクッキーっぽい質感ですが、外側の挟まれてるフチはスポンジケーキのような質感です。

三代杉の断面

割ってみると、中にはチョコレートクリームで外側をくるんでいたのは、なんとバウムクーヘン。すごくトリッキーな構造です。しかも最初は伝統的な和菓子をイメージしていたのですが、いざ開けてみると洋菓子の素材が集結して構成されています。

三代杉サイズ感

濃厚なチョコクリームを包むクッキー地の川と外側のバウムクーヘンがしっとりして相性がいいです。パッケージは伝統的な和菓子を感じさせる雰囲気でしたが、こんなにモダンで、オリジナリティのあるお菓子だとは思いませんでした。中尊寺に行った際のおみやげに喜ばれること間違いなしの一品です。

岩手県のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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