一豊の妻
土佐藩の武将『山内一豊』の妻の賢さを称える
高知県南国市で養鶏を営む『ヤマサキ農場』さんの作る『桃太郎焼き』は自社ファームで作られている『桃太郎たまご』をもとに作られているマドレーヌ菓子です。高知県の南国市は太平洋に面した海沿いにあり、高知市のすぐ隣に位置する街、いわゆる土佐国のど真ん中ですね。
パッケージには可愛いフォントで”昭和28年創業”の文字、長い歴史を持つ『ヤマサキ農場』さんには「ゆずたま」と「桃太郎たまご」と呼ばれる卵の2つの看板ブランド卵があるそうです。今回買ってきた『桃太郎焼き』は「桃太郎たまご」の方を使ったマドレーヌなんですね。
開封して見てみると、一般的なマドレーヌと比べ、スポンジケーキ感が強いように見える生地です。生地には小麦粉の2.5倍もの採れたて卵をふんだんに使っているとのことで、卵を含む量が多いため、このような生地の質感になっているのだと思います。
二つに割って断面を見てみると、やはりマドレーヌというよりはカステラっぽい仕上がりの生地です。空気をたっぷり含んで良い感じのフワフワ感、まわりがこんがり焼かれていて美味しそうです。
フワフワでたまご感の強いスポンジケーキ「桃太郎たまご」の特徴だという”濃厚さ”がしっかりと伝わってきます。素材の良さを前面に押し出したストレートな美味しさです。卵の品質が良いとお菓子のポテンシャルが最大限引き出せるということ実感できる味わいでした。
※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。
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