秋川渓谷 大嶽山
紫蘇の香りが上品なおまんじゅう
秋川渓谷のほど近くにある、江戸時代から続く『菓子処 桝屋』さんの作る奥多摩にある大岳山をモチーフにしたおまんじゅう『秋川渓谷 大嶽山』。
大粒のザラメを生地に練りこんであり、ごつごつした岩肌の多い大岳山の姿を演出しているようです。
かなり大きなザラメがたっぷり練りこまれています。ちなみに大岳山は『鬼滅の刃』の登場人物”嘴平伊之助”の出身地と設定されており、最近は聖地巡りといった感じで訪れる人も多いようです。
割ってみると餡がたっぷり入ったおまんじゅうです。
一口食べてみると、あんには紫蘇(しそ)の風味がします。菓子処 桝屋さんのHPを見てみると「つぶあんに自家栽培の紫蘇の実の塩漬けを混ぜた」とありました。自家栽培の紫蘇とは、すごい。
紫蘇の香りが上品な風味のおまんじゅうでした。秋川渓谷の近くでお菓子屋さんを営む『菓子処 桝屋』さんは東京都といえど豊かな自然のなかにあるお菓子屋さんです。富士山ではなく大岳山をモチーフにするあたりに地域密着というか、強い地元愛を感じます。地域で愛されるお菓子屋さんならではですね。