じゃんがら
いわきの『じゃんがら念仏踊り』に因んだ伝統のお菓子
『じゃんがら』と聞くとどうしても九州の”じゃんがらラーメン”を連想してしまいますが、こちらは福島県いわき市の郷土芸能の「じゃんがら念仏踊り」にちなんだお菓子です。
パッケージに描かれた踊る人々の様子。「じゃんがら念仏踊り」は鉦、太鼓を打ち鳴らしながら新盆を迎えた家などを供養して回る踊念仏で主に毎年8月13日から15日までの3日間行われのお盆の時期に行われ、いわきの夏の風物詩として知られるお祭りのようです。
そんな『じゃんがら』のお菓子の方ですが、すごいボリューム感です。パンケーキのような生地にあんこがサンドがされているのですが、ズシっとくる重さがあります。
あんこを挟んでいるパンケーキのような生地は水を使わずに卵と牛乳だけでやいた皮とのこと、皮の表面には粉砂糖がまぶされて焼かれているようで綺麗な白いザラメのようになっており非常に素朴な味わいの美味しさがありました。
あんこはずっしりとしてコクのある感じ。北海道の美瑛町のエリアで作られている希少な小豆「しゅまり小豆」を丹念に炊き上げて作った小倉餡とのことです。かなり結構食べ応えのある贅沢なお菓子でした。