六花亭 ホワイトチョコレート

六花亭ホワイトチョコレート
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六花亭伝説はここから始まった

六花亭さんの看板商品といっても良いのではないでしょうか『六花亭ホワイトチョコレート』です。

六花亭ホワイトチョコレートのパッケージ

ふきのとうのイラストもすっかり定番ですね。このふきのとうのイラストを見ると『あ、六花亭のホワイトチョコレートだ』と反射的に「食べたい」と感じてしまいます。このホワイトチョコレート、日本で初めて発売されたのは1968年なのですが、その誕生までには非常に興味深いストーリーがあります。

 

1968年11月に日本で最初のホワイトチョコレートが六花亭(当時の社名は「帯広千秋庵(札幌千秋庵製菓)」)より製造・販売開始された

1967年に帯広千秋庵創業者の小田豊四郎が欧州視察時に着目したチョコレートの自社製造を検討する中で、知人で菓子材料商社「池伝」の創業者の池田傳三に相談し不二家での製造開発担当や明治製菓でマーブルチョコレートの開発に関わった松田兼一を紹介され、松田が北海道の雪国のイメージからホワイトチョコレートの製造をアドバイスしたことから開発に着手し松田が科学的に分析しつつ商品化に至り発売当初はフキノトウのイラストを描いたパッケージングとした。当初暖簾分けの関係から十勝管内でのみ販売したものの十勝外の千歳空港での販売がないこと等の抗議もあり、1977年に千秋庵の暖簾を返上し六花亭への改称後販売地域を拡大した

参照:wikipedia

 

『帯広千秋庵』が『六花亭』の始まりなんですね。ちなみに私は千秋庵のお菓子のファンでもありますが、いまこの事実を初めて知って、非常に合点が行く思いをしています。どちらのお菓子もとても好きなので、波長が合うのでしょう。

六花亭ホワイトチョコレートを開封

綺麗な乳白色のチョコレート、2012年の6月から”まくら木”をモチーフにした食べきりサイズのチョコレートにリニューアルされ、昔と板チョコの形状は変わってしまいましたが、この正方形型も食べやすくて好きです。

六花亭ホワイトチョコレートの断面

六花亭のチョコならではのあの『ポキッ』とした感触は健在。この感触が好きな人も多いと思います。

六花亭ホワイトチョコレートを食べる

相変わらず美味しいです。間違いなく”北海道の味”の一つですね。発売後、ホワイトチョコレートは北海道のお菓子の代名詞的な存在になり、いまでは白い恋人やロイズのチョコなど、チョコレート王国とも呼べる北海道おみやげの”中興の祖”となったと感じます。六花亭の始まりを象徴するこのチョコレートは不滅の存在ですね。

最終更新日:2024年02月05日