きんかん大福

きんかん大福
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金柑がここまで大福に合うとは、驚異的な調和。

滋賀県で創業慶応元年(1865年)に創業され、伝統の和菓子を作り続けている『しろ平老舗』さんが作る『きんかん大福』は、なんと甘露煮した金柑をそのまま大福に閉じ込めたお菓子。金柑ってどんな果物だったかうろ覚えのまま買ってきたので食べてみます。

きんかん大福のパッケージ

大福の大きさは小ぶりで直径3.5㎝ほど、金柑がまるごと入っているということで、金柑のサイズ感をなんとなく思い出しました。たしかミニトマトのような実だったような記憶がありますが、大福に入るとどんな感じになるのか楽しみです。

きんかん大福を開封

大福のお餅は地元でとれた最高級の羽二重糯を使用しているとのこと、非常に柔らかい感触です。

きんかん大福の断面

半分に割ってみると、出ました!鮮やかな黄色が美しい金柑。本当にそのまま入っています。

きんかん大福の断面ズーム

金柑の甘露煮がそのまま入っているので、輝きにも自然の果物の美しさがあります。また、金柑を包む羽二重餅はまさに薄皮一枚で金柑と餡を包んでおり、非常に繊細に作られています。

きんかん大福を食べてみる

これは、傑作です。素晴らしく美味しい。深みのある甘酸っぱさが絶妙です。要冷蔵なのであまり日持ちはしませんが、一度食べる価値あり&知り合いに食べさせたいと思う美味しさです。自然になっている金柑を甘露煮しただけのものがこんなにも大福に合うなんて、自然界のポテンシャルは凄まじいなと感服。もちろん『しろ平老舗』さんの和菓子を作る技術があってこそのこの『きんかん大福』ですが、個人的に、これからは金柑を見る目が変わってしまいそうなくらい衝撃的な美味しさでした。

最終更新日:2024年02月09日