高知県

いも焼き菓子 ひがしやま。

いも焼き菓子 ひがしやま。

「人参芋」の鮮やかな色と素朴な甘みが美味しい

高知県四万十市に根ざした食品のプロデュースを行っている『株式会社四万十ドラマ』さんが作る『いも焼き菓子 ひがしやま。』を頂きました。パッケージには大きなひらがなで”ひがしやま。”と書いてあり、平べったい小判のような形状が特徴的です。

いも焼き菓子 ひがしやまのパッケージ

ちなみに『ひがしやま。』という名前ですが、もともとこの呼び名は高知県の山村で作られている”干し芋”のことを指すのだそうです。山でとれる干し菓子ということで「干菓子山」と呼んでいたのが「ひがしやま」という音に変わっていったのではないかといわれているとのこと。

いも焼き菓子ひがしやまを開封

きれいな小判型の形で、干し芋っぽさはあまりせず、平べったくしたスイートポテトのような感じがあります。さつまいものペーストを小判型にしたお菓子といった感じがします。

いも焼き菓子ひがしやまの断面

中も非常に濃いオレンジ色をしていますが、着色料は一切不使用とのこと、この鮮やかなオレンジ色は原料となっている”人参芋”の色だそうです。”人参芋”は日本で古くから育てられいるさつまいもの一種で、皮は茶色がかった紫色をしおり、中は鮮やかなオレンジ色をしている芋です。身の色合いがまるで人参のようであることから、”人参芋”と呼ばれるようになったとのこと。普通のさつまいもと比べ水分量が多く、しっかりした食感と煮崩れしにくい特徴があるようです。普通のさつまいもに比べると糖度は低めとのことですが、お菓子作りなど、加工して使用する場合には最適な芋の品種のようです。

いも焼き菓子ひがしやまを食べる

その形状やバックストーリーから”干し芋”をモチーフに作られてはいますが、バターや白餡を少し足して作られているこの『ひがしやま。』はまさに上質なスイートポテトといった感じ。芋の自然で素朴な甘みとほんのりとバターの香りがして非常に美味しいお芋のスイーツでした。

高知県のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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