リッチランド

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児童詩誌「サイロ」に掲載された詩をパッケージに

六花亭さんのつくる『リッチランド』はチーズの風味豊かなサブレです。パッケージには”詩”が掲載されていますが、これは児童詩誌「サイロ」に掲載された作品を抜粋掲載しているのだとか。

リッチランドのパッケージ

児童詩誌「サイロ」は『十勝で生きる子どもたちの詩心を育みたい』という想いから小田豊四郎記念基金の「サイロの会」から1960年以来、現在までにわたって毎月発行を続けているという詩集です。なんという素敵な取り組みだろうと胸を打たれるのと同時にそういった詩をお菓子のパッケージに載せて届けるという、六花亭さんの姿勢には、やはり感動します。

リッチランドを開封

サブレは酪農の盛んな十勝地方に多く見られる「サイロ」の方をかたどっており、こちらにも十勝の文化を彩るセンスが現れていますね。

リッチランドの断面

食感はこんがり焼かれた薄めのサブレといった感じですが、何より芳醇なチーズの香りがすごいです。サブレとチーズの相性がとても良い甘さを生み出しています。

リッチランドを食べてみた

素朴ながらも素材の豊かさが伝わってくるチーズサブレ『リッチランド』まさにリッチ(豊かな)なランド(土地)をしっかり表現しているお菓子だと思いました。パッケージに子供たちのどんな詩が掲載されているかも楽しめる素敵なお菓子です。六花亭の社内には創業者の小田豊四郎氏が残した「お菓子は文化のバロメーター」という言葉があるそうです。まさに文化を育む取り組み、素敵な考えですね。

最終更新日:2024年02月05日