北海道

白樺羊羹

白樺羊羹

昔から糸で薄く切って食べるのが好きです。

六花亭さんの『白樺羊羹』小さい頃からよく食べていた羊羹です。一般的に小さい年頃は”羊羹”というものの美味しさがあまり分からない年頃だと思いますし、実際、高級な羊羹が出来てきても、そのありがたさに気づくこともなく「なーんだ羊羹か」と思ってしまうちびっ子は多いと思います。私もご多分に漏れずその手合いでしたが、この『白樺羊羹』だけは好きだったなぁと思う懐かしい羊羹です。

白樺羊羹のパッケージ

糸で切って食べる円柱型の羊羹といえば『五勝手屋羊羹』も有名ですが、私が幼いころから親しんだのはこの六花亭の白樺羊羹の方でした。味わいも五勝手屋羊羹の方は少しオリジナリティのある濃厚さ、一方この白樺羊羹の方はあっさりした小倉餡といったイメージがあります。

白樺羊羹の糸

幼い頃なぜ、この羊羹がお気に入りだったかというと、糸で自由に切ってちびちび食べられるということに尽きます。この羊羹1本をもらいホントにちびちび食べるのが好きでした。

「どのくらい薄くスライスすることが出来るだろうか」と挑戦しながら薄ーい羊羹のスライスを切り取って食べると、まるで水ようかんのような爽やかな甘さがあって、それがとにかく好きだったのを覚えています。

白樺羊羹を糸で切る

この写真では4~5mmの厚さに切っていますが、当時は1mmくらいの厚さに切ってはちょいパクちょいパクと食べていたのを思い出します。スタンダードな小倉餡の羊羹なので、薄く切れば切るほど水ようかん的な味わいになるんですよね~。

白樺羊羹を食べる

そんな幼い頃の楽しみ方を思い出す『白樺羊羹』いまだに見かけると時々食べたくなります。お茶と一緒にというよりはポケットやバッグに忍ばせて、ことあるごとに薄ーいスライスを切り出して食べます(笑)自分の中では携帯性に優れるアクティブ仕様の羊羹といった感じの大好きなお菓子です。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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