大御神餅(おおみかみもち)

大御神餅
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伊勢ならでは神々しさ。古事記に出てきそうなお餅

三重県伊勢市の『岩戸屋』さんが作る『大御神餅(おおみかみもち)』を買ってきました。見てくださいこのパッケージ、かっこよすぎるでしょう。天照大御神(アマテラスオオミカミ)が岩戸から神々しく後光を伴いながら姿を現しています。神話の有名すぎるほど有名なシーン『天岩戸伝説』の一幕ですね。

大御神餅のパッケージ箱

『岩戸屋』さんのお店の名前もこの神話にちなんでつけられた店名のようです。

大御神餅の個包装

ちなみに包装紙のおたふくさんイラスト「お多福印」は現存する日本最古の歴史書「古事記」に登場する、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の呼び名とのこと。日本美人の原型ということですが、、ちょっと現代の美的感覚とは違うかもですね汗

大御神餅を開封

歴史深い伊勢の神話にちなんだお菓子ということで既に非常にありがたいのですが、開封してみると、きなこをまぶしてある餅まんじゅうのようで、個人的にも餅まんじゅうは大好きなので、重ねてありがたいです。

大御神餅の断面

半分に割ってみると、少し変わった餡の色、岩戸屋さんのホームページを見てみたところ”北海道産小豆と沖縄県波照間産の黒糖を使用しあっさりとした味わいの中に深いコクを感じられるよう炊き上げた黒糖餡”とのことで、なるほど黒糖でこのような色味と質感になっているようです。

大御神餅を食べる

コクがあって美味しい餡です。黒糖はほんのりといった程度に混ぜられているようで、小豆の風味がメインの優しい甘さ。それに加え、きな粉をまぶしてあるこの餅皮が絶妙です。しっかり厚みがあって歯ごたえがあるとゆうかキュッキュとした弾力のある歯ごたえが美味しいです。伊勢ならではの伝統的なお菓子のスタイルですが、新しさと繊細な味わいが感じられる餅まんじゅうでした。

最終更新日:2024年02月09日