こがね芋(龜屋)

こがね芋
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シナモンの香りがユニークな焼き芋そっくりの見た目

埼玉県川越市の『龜屋』さんの作る『こがね芋』を買ってきました。江戸時代の城下町として栄え、蔵造りと呼ばれる古い土蔵や商家の建築が立ち並ぶ風情のある町並みから”小江戸”と呼ばれることも多い川越。『龜屋』さんはそんな小江戸で1783年(天明三年)に創業された超老舗の和菓子屋さんで、なんと230年余りの歴史を誇ります。

こがね芋のパッケージ

小江戸川越銘菓と書かれた細長く品のあるデザインのパッケージを開封すると、、

こがね芋を開封

出てきたのは焼き芋の見た目そっくりのお菓子。外側には粉がまぶされていますが、ふわっとシナモンの香りが漂いました。

こがね芋の断面

割ってみると中には白餡が、ミニチュア版の焼き芋って感じです。それにしてもまんじゅう皮の質感が本物の焼き芋の皮みたいにしわがあって、中の白餡がホクホクしている焼き芋そのもの見えちゃいます。再現度が高くて面白いです。

こがね芋を食べてみる

食べてみるとさっぱりとした甘さの白餡にシナモンがよく合います。初めて食べる味ですが何の違和感もないというか、むしろしっくりとくる味わいです。まんじゅうの薄皮と白餡は素朴な味わいに仕上げられていますが、振りかけられたシナモンと砂糖が利いて、ちょうど良い甘さに仕上がっています。和菓子にこういったユニークな手法を取り入れるあたりが”小江戸”と呼ばれる町のおしゃれさを感じさせます。

最終更新日:2024年02月09日