富本銭煎餅(ふほんせんせんべい)
日本最古のコインといわれる「富本銭」を象ったお煎餅
奈良県の明日香村が発信するブランド「飛鳥ブランド」さんの作る『富本銭煎餅』を買ってきました。富本銭を象ったお煎餅です。富本銭とは683年頃に日本でつくられたと推定される銭貨(コイン)で、1998年に奈良県の飛鳥池遺跡から約40枚が出土、発見されました。708年に発行された和同開珎(わどうかいちん)より古い銭貨とされています。
パッケージにも”飛鳥池遺跡”と書かれており、奈良県明日香村の歴史にちなんだお菓子であることや、明日香村産の”黒米粉”を使って作られているのが分かります。
5枚入りのパッケージを買ってきたのですが、個包装だとおみやげとしても配りやすくていいです。
くっきりと富本銭を象ったお煎餅。明日香村産ヒノヒカリの米粉やもち米粉、黒米粉を使用してパリッとした煎餅に焼き上げてあるようです。それにしても、コインのデザインってどれも完成されているというか、かっこいいものが多いですよね。日本最古といわれる富本銭のデザインもドシッとしていて座りが良く、やはりかっこいいです。
食べてみると、ザクっと噛みごたえのある食感。米粉の食感でしょうか、ザラっとした煎餅生地の舌触りがグッドです。薄めのお煎餅ですがハチミツの甘さと素材のしっかり感で、1枚でも食べ応えがある感じ。飛鳥池遺跡を訪れた際のおみやげにはうってつけのお菓子だと思いました。