鳥取県

梨菓(りんか)

梨菓(りんか)

鳥取県の”二十世紀梨”をふんだんに使ったパウンドケーキ

鳥取県倉吉市のお菓子屋さん『倉吉舎』さんが作る『梨菓』を買ってきました。梨の実をたっぷりと混ぜ込んだパウンドケーキのようですが、鳥取県といえばとにもかくにも”二十世紀梨”が有名ですね。2018年時点での出荷量では国内シェアの半分以上を占め、卸売数量は3,125トンにのぼるとのことです。

梨菓(りんか)の見た目

梨で有名な都道府県といえば千葉県や茨城県、福島県なども挙げられますが、これらの県では「幸水」や「豊水」といった品種の生産量が多く「二十世紀梨」の生産量はダントツで鳥取県なのです。『倉吉舎』さんは鳥取県の名産や歴史にちなんだお菓子作りで、たくさんのラインナップを持っていますが、この『梨菓』も鳥取県の”二十世紀梨”をふんだんに使ったひとくちケーキです。

梨菓の断面

ケーキ生地の中に大量の”二十世紀梨”の実が練り込まれています。ケーキの生地はしっとりしており、マドレーヌのような質感。半分に切ったとき、中に入った梨の実がシャリっとした触感であることが分かりました。

梨菓の断面ズーム

梨の実はちょうどケーキ生地と同じ色合いなので、分かりづらいかもしれませんが、本当にたくさん入ってます。ケーキの下半分はほとんど梨ですね。お菓子の名前は『梨菓(りんか)』と和風な命名ですが、贅沢な洋菓子といった感じです。

梨菓を食べてみた

しっとり柔らかなマドレーヌ生地に、シャリっとした食感の残る”二十世紀梨”の風味が抜群に合います。梨の風味がこのケーキの味を決める大きなポイントなのでしょうが、果肉が柔らかく多くの果汁を含むという”二十世紀梨”ならではの特徴が活かされているひとくちケーキだと感じました。

鳥取県のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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