ノースマン

北海道のあんこパイといえば、これです。
札幌の老舗菓子処「千秋庵」さんの有名なパイまんじゅう『ノースマン』。山親爺と並んで有名ですね。これもまた昔からよく食べたお菓子の一つです。1974年(昭和49年)に発売開始されてから、徐々に定評を集め、いまでは千秋庵さんの代表銘菓となっています。
2022年にパッケージデザインが刷新され、洗練された北欧風のデザインになりました。
ちなみに、ながらく親しまれた旧パッケージはこういった感じでした。
パッケージはリニューアルされても中身は伝統の美味しさ。相変わらずバターをふんだんに使い幾層も生地を重ねて作られる繊細なパイ生地。表面がこんがりキツネ色なのが美味しそうです。
中のこしあん、これがまた絶妙な美味しさなんですよね。
語弊があるかもしれないのですが「薄い味のこしあん」って感覚で、パイとの相性が抜群にいいです。この”ノースマン”のために特別に作った”こしあん”であることがすぐに分かります。
ノースマンといえばこのオリジナリティのある”こしあん”が印象的で、最大の特徴と思っていましたが、2020年には”つぶあん”も登場したのだそうで、近年はいろいろななバリエーションが登場しているようです。
やっぱり美味しい。あんこの甘さが計算されつくされているといいますか、パイとのバランスが完璧だと思います。