長崎県

平戸 丸ぼうろ(楠製菓)

平戸 丸ぼうろ

南蛮貿易の時代を彷彿させる伝統的な丸ぼうろ

長崎県平戸市の『楠(くすのき)製菓』さんが作る『平戸 丸ぼうろ』を買ってきました。”丸ぼうろ”といえば佐賀県が有名ですが、丸ぼうろは南蛮貿易の頃に日本に伝わったお菓子であり、いわゆる「シュガーロード」と呼ばれる砂糖伝来の街道は長崎市から小倉を結ぶ「長崎街道」なので、平戸市にも昔から丸ぼうろが伝わっていたのだと思います。

平戸 丸ぼうろパッケージ

平戸といえば当時の南蛮貿易の中心的存在となった港ですので『平戸 丸ぼうろ』となると伝来初期の頃から伝わっている製法で作られている丸ぼうろを感じさせますね。個包装の薄いフィルムを開けると手作り感あふれるシェイプの丸ぼうろが現れました。

平戸 丸ぼうろの見た目

しっとりとした質感なのに全体的にモチモチしつつ、フワフワしているのが丸ぼうろの特徴ですよね。指で押すとゆっくりと押し戻ってくるような、まるで低反発クッションのような感触というのでしょうか。

平戸 丸ぼうろの断面

半分に割ってみると、生地自体にも粘りがあり、中の生地がふんだんに空気を含んでいます。

丸ぼうろ食べてみた

安定の美味しさ、パサパサ感とモッチリ感の共存がクセになる食感です。一般的な丸ぼうろと比べて一回り大きい感じのサイズ感なので1枚でも満足感がありました。南蛮貿易の頃に伝わってきたカステラやボーロ菓子の変わらぬ美味しさには改めてありがたさを感じます。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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