長野県

御柱(梅月)

御柱(梅月)

大樹の古木で作られた御柱を模した和洋折衷のお菓子

長野県茅野市で1933年(昭和8年)に創業された『梅月』さんの作る『御柱(おんばしら)』は、諏訪大社における最大の行事である「式年造営御柱大祭」に因んだお菓子です。このお祭りの『下社の木落し』の様子はテレビで見たことのある人も多いはず。”日本三大奇祭”のひとつに数えられています。

御柱(梅月)の見た目

木をモチーフにして作られたおり、羊羹をバウムクーヘンの生地で巻いてある和洋折衷スタイルのユニークなお菓子。サイズとしては一口サイズなのですが、四角い羊羹にくるっとバウムクーヘンの生地が巻かれています。

御柱(梅月)を半分に切る

半分に切ってみるととても綺麗な断面が現れました。中にくるまれた羊羹はキチっと四角いく、巻きつけられたバウムクーヘンの生地も幾何学的に美しいです。「御柱」という名前は大樹の古木を切り出して立てられる柱のことを指しているようで、バウムクーヘンの模様を木の年輪に見立てているようです。

御柱(梅月)の断面

さらに真横から見ると、隙間なくきちっと羊羹とバウムクーヘンが合わせられていて精巧なイメージです。

御柱(梅月)を食べてみる

あっさりとした羊羹の甘みと外側のバウムクーヘン生地が体験したことのない味わいを醸し出します。「合うもんなんだな~」と思いつつ、そういえば”シベリア”というお菓子もあるなと思いだしました。シベリアに比べるとこの『御柱』はもっとさっぱりとした甘さですが、お互いに長い歴史を持つお菓子の和洋折衷コラボは純粋な足し算、掛け算的にポテンシャルを発揮するのかもしれないと感じさせるお菓子でした。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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