兵庫県

やわらか焼

一枚の大きさがすごい、満足感たっぷりの丸いカステラ生地

兵庫県神戸市にある「瓦せんべい」が有名な明治6年創業の『亀井堂総本店』さんが作る『やわらか焼』は、とにかくその一枚の大きさが特徴的です。”割れない瓦せんべい”を作りたいという思いから生み出されたとのことですが、サイズ感が瓦せんべいとは段違いです。

測ってみると直径15㎝くらいあります。やわらか焼に描かれている「菊水紋」は瓦せんべいに描かれている「楠木正成」の家紋のようです。明治5年、政府の「忠君愛国」政策により神戸市に楠木正成を祭神とする湊川神社が造営され、明治6年に創業された亀井堂さんは瓦せんべいに楠木正成の姿を焼き付けて販売し神戸の名物となったそうです。

厚みは約1㎝くらいで、外側は中央部分よりやや厚めでした。

食べてみると、カステラ生地のようで素朴な味わいです。瓦せんべいと同じ材料を使って、焼き方を変えているということですが、焼き方が違うとまったく別のお菓子になるのだなと感心しました。

大きなパンケーキのような感覚で食べられるカステラ生地。素朴な甘さでボリューム満点で美味しかったです。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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