帆引せん えびせんべい
霞ヶ浦を見る目が変わりました。ありがとう川えび。
茨城県土浦市にある『久月総本舗』さんが作る『献上千代田の栗』は1974年(昭和49年)、茨城県で行われた国民体育大会に昭和天皇が来県された際に献上されたお菓子のようです。その後、現在の皇居である江戸城が別名「千代田城」と呼ばれていたことから菓子名を『千代田の栗』と命名され、「久月総本舗」さんの看板商品となっているようですよ。
金色が華やかなパッケージは献上銘菓らしいデザインですね。
お菓子は一般的なサイズのおまんじゅうですが見た目よりずっと重く、ずっしりとした重量感です。
生地の中に白餡と栗がまるごと一粒入っていて、断面が美しい!食べると生地・白餡・栗の全てがしっとりとまとまっていて、上品な食感と甘さ。。。栗はとても柔らかく、生地も上質なしっとり感で、栗と生地を白餡が繋いでいるよう。栗だけが主張しすぎず一体感が美味しい、こだわりと試行錯誤が伝わります。栗は極限まで柔らかく煮詰めていて、生地はその日の気温・湿度も考慮し、白餡と栗にうまくマッチするよう試行錯誤を繰り返し20年かけて導き出したそうですよ!努力の結果の「千代田の栗」なのですね。
『千代田の栗』という名にふさわしく、茨城県の代表として選ばるのも納得のお菓子だと思います。美味しいお茶と一緒に食べたくなる、いつもより優雅なお茶の時間にしてくれそうなお菓子でした。
1個:194円(税込)
※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。
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