ジーマーミ豆腐
沖縄で親しまれる伝統的なプリンのようなお豆腐
『ジーマーミ豆腐』は古くは琉球王朝時代から食されてきた沖縄の豆腐料理。生の落花生を砕いて豆乳を絞り、でんぷんだけで寄せ固めて作るシンプルな豆腐。もちもちとした食感、さっぱりとした喉越しで、料理だけでなくおやつとしても沖縄の人たちに永く親しまれているお豆腐のことです。
今回ご紹介するのは創業40年という歴史を誇り、沖縄で最初のジーマーミ豆腐専門店として名高い「はま食品」さんのジーマーミ豆腐です。
可愛いサイズのカップ単位で売っているのがうれしいです。プリン感覚。お弁当とかによく付いてるお魚の容器がセロテープで付属。ちなみにこの容器『ランチャーム』という名前なんですよね。知ってました?
容器から出すと、お皿の色とまったく同じ色、質感でした。綺麗な乳白色で形もプリンみたい、お豆腐なのに食べる前からスイーツ感覚。
付属のタレをかけます。はま食品のジーマーミ豆腐にはこの「独自の甘タレ」がついています。沖縄県内の老舗醤油店「赤マルソウ」の特級醤油を原料に、砂糖とかつおだし、昆布だしを独自にブレンドした特製のタレとのこと。普通のお醤油とは違うあたりがこだわりを感じますね。
特製のタレをかけてみました。見た目はババロアみたいです。
素朴な甘さで、ほんのりピーナッツの風味、かつ、しっかりとお豆腐の感じあって、これはいくらでもイケちゃいますね。もちろんスイーツといった甘さの感じではないので、ご飯の時にも頂ける味わいです。
モチモチの食感が後を引きます。素朴ながらしっかりとした風味のあるお豆腐です。1個だと足りないかもしれません。