えがわの水羊かん
福井で冬に食べる定番おやつは水ようかん
福井県では冬に”水ようかん”を食べる習慣があること、みなさんご存じでしたか?一般的には夏の風物詩とされる水ようかんですが、福井ではこたつに入って水ようかんを食べるのが広く一般的な風習なようです。なんだかそう聞くと確かに美味しそうな、贅沢な感じがしますよね。
そこで有名なのがこの『えがわの水ようかん』です。なんと福井県の水ようかんマーケットの7割近いシェアを持っているという噂も、、スーパーやコンビニにも冬場には水ようかんコーナーが設けられたりするのだとか。
開封すると水ようかんが箱に敷き詰められています。専用の木のヘラも同封されていてすくい易いです。福井出身の方に聞いてみたところ、この大きさを一人でペロッと食べるのも当たり前なんだとか。
フィルムを取ってみると非常に透明感のある綺麗な水ようかんです。
木のへらですくってみてみると、透明感がすごい。すごくあっさりした羊羹なのだろうなという予想がつきますが、本当に一人で食べきれるのでしょうか。
結果から申し上げると、全然いけちゃいます。溶けるような食感でサクサク食べれちゃいます。黒糖のほんのりした甘みが特徴的です。本当に喉をするりと通り抜けていくようななめらかさ。素朴なほんのりした甘さに次の一口が止まりません。あっという間に食べれちゃいますが、もちろん複数人分けて食べるのにもおすすめです。(口当たりがよいので、あくまで一人でも食べれちゃうってことで、一人前が一箱ってことではありませんので笑)
寒天、小豆餡、黒糖、ざらめといったシンプルな素材のみで作られた素朴な味わい。これは福井の人に限らず、冬でも全然食べちゃいますね。さすが伝統の逸品でした。