宮城県

萩の月

萩の月

1970年代に人気爆発のキッカケが、いまや誰もが知る仙台土産の定番

『萩の月』有名すぎるくらい有名な宮城銘菓ですね。きっと皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。宮城県仙台市の『菓匠三全』さんの看板商品で全国的にもかなり知名度があるお菓子だと思います。

萩の月 個包装

確かに美味しいお菓子だとは思いますが、なぜここまで有名なのでしょうか?その理由は1970年の後半に遡るようです、

当時、仙台と福岡間の航空路線を開業したばかりの東亜国内航空が機内で提供するお菓子を検討していたところに菓匠三全さんが同社の看板商品でもある『伊達絵巻』を採用してほしいと働きかけましたが、航空会社は『萩の月』を採用をしたそうです。その後、当時としては新しい味わいだったカスタード饅頭であること、非常に完成度の高い美味しさが乗客の間であっという間に話題となり「仙台のおみやげなら萩の月」と全国的な知名度を獲得していったというエピソードがあるようです。

萩の月の見た目

また、松任谷由実がラジオ番組内で「萩の月」を絶賛したり、赤塚不二夫の漫画に登場したりと、著名人からも愛された萩の月は一躍有名銘菓となっていきました。確かに初めて食べたときの美味しさは驚きますし、実力があってこその今日の知名度ですね。

萩の月の断面

こんな感じで中にはたっぷりのカスタードクリーム、このカスタードクリームのたまご感が個人的にはものすごい好きです。似たコンセプトのお菓子はたくさんありますが、このクリームの感じはなかなか再現されていないように感じます。

萩の月食べてみた

とにかくいつ食べても安定の美味しさの『萩の月』個人的には冷蔵庫で冷やしてブラックコーヒーと一緒に頂くのがお勧めです。また、池袋にある「宮城ふるさとプラザ」ではバラ売りで一個から買えるのが嬉しいです。箱なしの簡易包装バージョンが1個166円から買えます。あの箱のデザインも代名詞的に有名ですが、もう美味しいことは知っているので(笑)簡易包装でお得にゲットできると嬉しいですね。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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