南部せんべい(鬼割り明太子味)
明太子×アワビの肝醤油=奇跡の旨み割れ煎
南部せんべいといえば有名なのが『巖手屋』さんですが、初めてみる商品があったので買ってきました。その名も『鬼割り明太子味』巖手屋さんでは割煎餅シリーズというものも出しているみたいですね。
最初は製造過程で割れてしまったものをもったいないから特価で販売しますといったような”エコ”な発想から作られたシリーズなのかなと思っていましたが、、食べてから思ったのは”割ることによって味付けをより強く押し出す目的(お煎餅に味を染み込ませる)ため”なのだろうとひとりで納得。そのくらい衝撃的な美味しさでした。
このようにかなりバラバラになった状態で袋に入っています。冷静に考えると製造過程で割れちゃったって感じじゃないくらい均等なサイズに小さく割れていますよね。
それもそのはず、おそらくここまで小さく割った理由は”味付けをお煎餅の横面からも染み込ませること”に目的があるのだと思います。写真を見るとわかるようにお煎餅の側面にも明太子のソースが染み込んでいます。こうすることによってしっかりと味付けをしているのでしょう。
そしてパクっと一口。美味い!かなり衝撃的な美味しさでした。南部せんべいは小さい頃から何度も食べていますが、この明太子×アワビの肝醤油の味付けは秀逸そのもの。風味が良く濃い目の味付けで、ビールのお供に最適ですね。もともとが素朴な味わいの南部せんべいですが、ソースによってここまで違う側面を引き出せるとは、南部せんべいのポテンシャルを感じました。