銘菓 鶴乃子

銘菓 鶴乃子
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色々な伝説的エピソードを持つ福岡銘菓

福岡の石村萬盛堂さんの作る『銘菓 鶴乃子』言わずと知れたお菓子かもしれませんが、1910年に生み出されたこのお菓子は、想像以上にいろいろなエピソードを生み出しており、まさに”伝説を作ったお菓子”といってもいいかもしれません。

銘菓 鶴乃子のパッケージラベル

今回はお祝い用のプチギフト版?のパッケージを買ってきました。こんなパッケージもあるんですね。確かに鶴は縁起の良いシンボルでもあります。蓋止めには鶴乃子のステッカーがどんと貼ってありました。

銘菓 鶴乃子2個入りを開封

紅白の紙に包まれた鶴乃子が2つちょこんと入っています。2個入りを買うと付いてくるこの卵型のケースも小物入れに出来たりと嬉しいポイント。

銘菓 鶴乃子の個包装

エピソードその1:『銘菓 鶴乃子』は博多駅のおみやげとして最初に売られた2番目のお菓子だったとのことです(ちなみに1番最初は二○加煎餅)。その頃にはもう福岡を代表する知名度のお菓子だったのですね。

鶴乃子の見た目

特徴的なのがこの雪のように真っ白な丸い見た目。光っているように見えるくらい鮮やかな純白で、触るとすべすべ、最初に見たときのインパクトがすごいです。ちなみにエピソードその2ですが、ロッテから発売されているアイス『雪見だいふく』は1981年にこの『銘菓 鶴乃子』をモチーフにして生み出されたということです。いまや国民的アイスといっても過言ではない『雪見だいふく』もこのお菓子から着想を得て作られていたとは、知りませんでした。

鶴乃子の断面

中には黄身餡が入っており、白い皮は卵白で作られたマシュマロです。美しい卵のようなこの見た目も長く愛されてきた理由でしょう。そして、エピソードその3:「ホワイトデー」として知られる3月14日をマシュマロデーとして1977年に石村萬盛堂さんが最初に謳い出したもののようです「ホワイトデー」=「マシュマロ」というイメージを作っていたのがこの『銘菓 鶴乃子』を作っているお菓子屋さんだったんですね。

鶴乃子を食べる

フワフワとしたマシュマロ生地に素朴な甘さの黄身餡、いわずもがなの美味しさです。お菓子の歴史に様々な影響を生み出してきた『銘菓 鶴乃子』はその見た目や美味しさからも、これからも間違いなく福岡銘菓の定番ですね。

最終更新日:2024年02月09日