島根県

栗パイ(風流堂)

栗パイ(風流堂)

栗をこんな風にパイ生地で包むことが可能だとは

島根県松江市で1890年(明治23年)に創業、130年以上も和菓子を中心に伝統的なお菓子づくりを続ける超老舗の『風流堂』さんの『栗パイ』を買ってきました。

栗パイのパッケージ

パッケージには可愛い筆書きで『栗パイ』とだけ書かれています。栗のパイなのでしょうが、ちょっとどんなお菓子が想像つきません。『風流堂』さんの伝統的な和菓子のラインナップを考えるとパッケージデザインはかなりポップでイラストなんかも入っていてかわいい仕上がり。割と新しめのお菓子なのかもしれません。

栗パイの見た目

開封して取り出してみると、なんだかシュークリームみたいな見た目にも見えますが、ズシっとした重みがあります。こんな丸いボールのようなパイ菓子もなかなか珍しいですね。

栗パイの断面

半分に切ってみて驚き、栗が隙間なくパイの中に閉じ込められています。ズシっとしていたのはこの密度感でしょう。それにしてもこんなにも隙間なく栗をパイの中に閉じ込めて焼き上げるなんて、どうやっているのか想像もつきません。きっと伝統の長いお菓子屋さんならではの職人さんの技があるのでしょう。

栗とパイ生地の隙間がない

渋皮付きの和栗を薄い白餡の層で覆ってあり、その周りをパイで包み込んで焼き上げてあるようです。それにしても栗が大きい!

栗パイを食べる

和栗がホクホクで甘い味付けがされており、パイ生地との相性抜群です。栗と白餡は和菓子的な味わいなのにパイ生地とよく合います。素朴な甘さなのに、贅沢な味わい。なるほどと唸ってしまうような完成度の高いお菓子でした。

島根県のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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