鹿児島県

薩摩いこ餅

薩摩いこ餅

煎った米粉で作る鹿児島の伝統郷土菓子

鹿児島に伝わる伝統的な郷土菓子『いこ餅』は煎った米粉を練り上げられて作られる香ばしい餅菓子です。一口サイズに丸められた食べやすいサイズの『いこ餅』を販売している竜乃屋さんは鹿児島に伝わる伝統的なお菓子を数多く手掛けており「かるかん」なども作っているお菓子屋さんです。

薩摩いこ餅のパッケージ

パッケージには丸い一口サイズのお団子か6個入っており、米粉を深煎りした少し茶色っぽい団子が3つ、白い浅煎りの米粉で作られた団子が3つずつ入っています。ちなみに「いこもち」という名前は「煎った米粉」を原料としていることから「いこ」+「餅」で「いこもち」と呼ばれるようになったと言われています。音の響きがなんだか可愛らしいです。

薩摩いこ餅の見た目

一個一個が意外にも結構ズシっとした感触です。いこ餅は伝統的には板状に作られることが多いようですが、竜乃屋さんのいこもちは一口サイズで、つまんで気軽に食べられるようになっているのが嬉しいポイント。

薩摩いこ餅の一粒の大きさ

たっぷり餅とり粉がまぶされていて、爪楊枝で刺すと”キュキュッ”とした感触があります。

薩摩いこ餅の深煎りの色合い

こちらは深煎りした米粉の方、米粉が少し焦げを伴ってこういった色合いになるのでしょう。

薩摩いこ餅を食べる

食べてみるとちょっと意外な食感、歯切れの良い餅団子といった感じ。素朴な甘さで案外サクッとした食感なので、次の一口が止まりません。もちろんお餅なので口に入れるとモチモチしますが、歯切れの良さもある面白い食感です。浅煎りの白いお団子よりも深入りの方がより香ばしい風味があって美味しく頂けました。鹿児島の伝統菓子は「かるかん」もそうですが、食感がユニークなものが多くて面白いですね。

鹿児島県のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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