杜のゆべし
伊達家に納められていたという300年以上続く「ゆべし」の名店
創業1755年の超老舗『京菓子司 俵屋吉富』さんの作るおまんじゅう『八重』は伝統ある和菓子屋さんが作るおまんじゅうです。”京手まり”のイメージをあしらったパッケージデザインで儚く繊細な感じの京都っぽい雰囲気が出ています。
見た目はスタンダードなおまんじゅうですが、生地の質感がすべすべしていて、コロンとした丸い形が可愛らしいです。大きさの割りにズシっとした重みもあります。
半分に割ってみると中にはたっぷりのこしあん。すごくきめが細かい感じが見た目からも伝わってきます。特徴的なのはやはりおまんじゅうの生地で、薄めながらモチっとした感触があります。餅粉を使ったモチモチの弾力のある皮でユニークな質感です。
たっぷり入ったこしあんは非常にさっぱりとした甘さで上品な味わい、おまんじゅうの皮もこんなに薄いのにモチモチさがとても強く食感がとてもいい。京都でモチモチなおまんじゅうといえば、まず阿闍梨餅を連想してしまいますが、この『八重』も新しいモチモチ系まんじゅうの一角としてアリです。京都らしい上品ながらモダンなおまんじゅうでした。
1個:130円(税込)
※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。
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