はまぐりもなかくっきー

カモメのイラストが可愛い気仙沼の人気お菓子

宮城県気仙沼市のコヤマ菓子店は明治時代に創業され130年余りの歴史を持つ老舗のお菓子屋さんです。そんなコヤマ菓子店さんが昭和の中ごろから作り始めた『はまぐりもなかくっきー』は気仙沼のおみやげとして定評のあるお菓子です。

蛤の形をしたモナカの皮の中にクッキー生地が流し込まれています。モナカ皮には”コヤマ”の文字が刻まれています。蛤は二枚の殻がぴたりと重なることにより、「夫婦円満」の意味をあらわす縁起物とされ、また桃の節句に食べると「良縁」を招くとされており、婚礼や桃の節句などお祝いごとによく用いられるそうです。

モナカはモチっとした生地ですがちぎる感じで半分にして断面を見てみると、綺麗にクッキー生地が収まっています。

もなか皮のパリッとした食感と、サクサクのクッキーの食感がユニークな食感です。モナカの素朴さとクッキーの芳醇な風味が重なって美味しいコンビネーションです。