塩あんくっきー

塩あんくっきー
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気仙沼の伝統的な天然塩から生み出されたクッキー

宮城県気仙沼市のコヤマ菓子店さんは創業130年以上の歴史を誇る老舗のお菓子屋さん。そんな気仙沼市のお菓子の老舗お菓子屋さんが作る『塩あんくっきー』は塩を活かしたユニークなクッキーです。

塩あんくっきーのパッケージ裏面

昔、気仙沼には仙台藩直営の御塩場があり、塩作りが盛んに行われていました。干満潮を利用して砂浜を海水で満たし、最後に釜で仕上げる「播州流入浜式」で作られた塩は、藩主に献上されるほど上質な塩でした。

塩あんくっきーの見た目

塩が特徴ということですが、開封してみると見た目は普通のクッキー、厚みがあって触った感じは”カントリーマアム”のようなちょっとしっとりした質感です。

塩あんくっきーの断面

半分に割って中を見てみるとホロホロとした質感の餡か入っています。これがコヤマ菓子店さん自慢の”塩餡”のようです。気仙沼の伝統的な塩作りは現在でも手作りで作られている手間暇のかかった天然塩、昔ながらの製造方法で丁寧に製造されるミネラル豊富な貴重な品。その”天然塩”がふんだんに使われている贅沢なクッキーです。

塩あんくっきーを食べる

バターの風味が利いたしっとりとしたクッキーの生地と天然塩の風味が利いた餡が絶妙な味わい。ポップなデザインのパッケージですが伝統を重んじた本格的な深い味わいを感じられるクッキーです。気仙沼の塩作りの歴史を見事にクッキーに昇華したお菓子だと思いました。

最終更新日:2024年08月05日