桐襲(きりかさね)

桐襲(きりかさね)
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柚子の香り豊かな白餡を包んだ一口サイズのおまんじゅう

岡山県津山市の「菓子処 京御門」さんが作る「桐襲(きりかさね)」は柚子風味の白あんを、しっとりした薄い皮でくるんだミニサイズのおまんじゅう。

桐襲(きりかさね)の個包装

「桐襲(きりかさね)」という言葉の意味は、昔から地方に伝わる風習で、女の子が生まれると桐の木を植え、成長の早い桐の木は15年ほどで立派に育ち、その子がお嫁に行く頃に桐の木を切って花嫁道具の箪笥などにするという習わしがあったことに由来するようです。

桐襲(きりかさね)の見た目

真ん中に窪みがあって中身の柚子餡が見えます。

桐襲(きりかさね)の断面

一つ一つ手作りで焼かれているとのことで、しっとりとした餡を包むまんじゅう皮は非常に薄く仕上げられており、熟練の技を感じます。

桐襲(きりかさね)を食べる

柚子の香りが広がる白餡と薄いまんじゅう皮で繊細な甘さです。伝統を感じる上品な和菓子でした。

最終更新日:2024年08月06日