北海道

北加伊道(ほっかいどう)

北海道の名付け親、松浦武四郎、最初は『北加伊道』

六花亭さんの作る『北加伊道』はいわゆる”あんこパイ”のお菓子です。『北加伊道』という名前は幕末から明治にかけての探検家である松浦武四郎氏が現在の北海道に付けた最初の名前。

北加伊道(ほっかいどう)パッケージ

その当時はまだ「蝦夷地」と呼ばれていた北海道。松浦武四郎はアイヌの人々の文化・言葉をリスペクトしながら現地に住む人々にインタビューを繰り返し、様々な地を歩きながら日誌を付け、実に9,000以上ともいわれる地名を確認していったと言われています。

そして、松浦武四郎が現在の北海道に提案したのが「北加伊道」という名前。「加伊(カイ)」はアイヌの古い言葉で「この地に生まれた人」という意味を持つのだそうで、松浦武四郎の人柄が出ているような、なんとも素敵なエピソードです。最終的に「カイ」に「海」の字をあてて「北海道」という名前が誕生しました。

北加伊道(ほっかいどう)開封

さて、そんな「北加伊道」というあんこパイですが、北海道産の上質な小豆餡を非常に丁寧に焼き上げられたパイ生地に包んであります。

北加伊道(ほっかいどう)半分にしてみた

このように断面を見ると何層にもなったパイが餡をしっかり包んでおり非常に丁寧に作られているのが分かります。

北加伊道(ほっかいどう)一口

さすが、パイ生地もさることながら小倉餡が美味しい!同じ北海道のあんこパイと言えば『ノースマン』も外せないくらい好きなのですが、『北加伊道』も捨てがたい美味しさ。どちらも本当に美味しいのですが、『北加伊道』小倉餡の方が若干しっかりとした質感があり、『ノースマン』は非常にあっさりとした小倉餡なので、その時の気分によって食べ分けるのがよさそうです。

北海道のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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