福岡県

千鳥饅頭

千鳥饅頭

”驚きの白さ”の極上白餡とかわいい千鳥マーク

福岡県福岡市の『千鳥饅頭総本舗』の『千鳥饅頭』を買ってきました。福岡銘菓として有名すぎるくらいのおまんじゅうですが、それもそのはず創業はなんと1670年(寛永7年)まで遡るという老舗中の老舗で福岡で愛され続けてきたおまんじゅうです。

千鳥饅頭を開封

もちろん何度か食べたことはありますが、改めて見てみるとまんじゅう生地がボーロのような質感なのが特徴的です。南蛮貿易のときに伝来したカステラや丸ボーロなどが、この生地が生み出されるルーツとなっているようで、九州地方ならでは歴史を感じる側面です。

千鳥饅頭の焼印

まんじゅうの上には”千鳥マーク”このマーク、本当に完成された可愛いマークだと思います。個人的にこのマークが入ったポロシャツやバッグが欲しいなぁと思っています。

千鳥饅頭の断面

北海道産手亡豆とザラメで炊き上げた純白のこし餡。このサラサラとした白餡がなんといっても『千鳥饅頭』の最も特徴的なところなのではないでしょうか。不思議な食感と素朴で飽きのこない絶妙な甘さ。どうやらこの餡は「てごね」で練られているんだとか、きっとこのサラサラとしてふっくらとした空気感を実現するのは機械だと難しいのだと感じます。

千鳥饅頭を食べる

美味しい。なんといってもこのボーロのような皮の味わいと白餡のバランスが絶妙です。手亡豆の白餡の舌触りが独特で、甘さも完璧な加減「千鳥饅頭といえばこの味だよなぁ」としみじみ感じます。唯一無二といった気さえする『千鳥饅頭』はこれからも福岡みやげとしての定番で在り続けるでしょう。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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