ゼブラパン
黒糖とピーナッツクリームが美味しいビッグな菓子パン
沖縄で生まれ育った人なら知らない人はいないという『オキコパン』さんのご当地菓子パン『ゼブラパン』を買ってきました。こちらの菓子パン、40年近く沖縄で愛されてきた定番の菓子パンということですが、いろいろと規格外です。まず特筆すべきなのがその大きさ、普通の菓子パンに比べてもそのサイズ感が群を抜いて大きいです。
シマウマが描かれていますが、何層にも重ねられているパンの層がシマウマの模様のように見えることから『ゼブラパン』と命名されたようです。ちなみにシマウマの首からかかっている黄色い札には2000年代以前には価格が印刷されていたのですが、消費税の導入や、原料費の変動の度にイラストの版を変える必要が出てきたため、印字はしないことにしたのだそうです。しかし、この黄色い札をなくしてしまうとイラストのアイコンとして定着していたものがなくなってしまう感じがあったので、空欄のまま残すことにしたのだとか、面白いエピソードです。ちなみに価格は現在ではパッケージの右下に印字されています。
500円玉と比べるとこんな感じ、すごい大きさ。
厚さもすごい。一人で食べきるにはちょっと大きすぎるようにも思えますが、このボリューム感がゼブラパンの代名詞でもあるようです。
シマシマの層が、黒い層は”黒糖シート”で真ん中にはピーナッツクリームが挟まれています。
ピーナッツクリームとほのかに香る黒糖風味のパンの相性がとてもよく、とにかく味のバランスが完成されている感じです。一人で食べきれないサイズかもと思っていましたが、すごい勢いで次の一口が進みます。これは定番になるのがよくわかる味わい、ビッグサイズなのがとても嬉しくなる美味しさでした。