徳島県

甘露の渦

甘露の渦

鳴門金時とゲラント塩を使ったこだわりのスイートポテト

徳島県の栗尾商店さんは鳴門産のさつまいも「鳴門金時」を使ったさまざまなお菓子を作っている1929年(明治4年)創業という老舗和菓子屋さんです。今回は栗尾商店さんが作る和風スイートポテト『甘露の渦』をご紹介。

甘露の渦のパッケージ

パッケージラベルには”和風スイートポテト”と書いてある下に「ゲランド一番塩」とあります。「ゲランド塩」とは何だろうと調べてみると、フランスのゲラントという地方の塩田から取れる大粒の天日塩のことのようで、精製して作られる塩ではなく、海水が天日と風により水分を失うことで生み出される、自然そのままの塩のようです。

甘露の渦を開封

徳島の鳴門金時とフランスのゲラント塩で作られたスイートポテト、すごいこだわりで作られているお菓子です。パッケージを開封すると紙のカップケーキに収められたスイートポテトが出てきました。上面にはゴマが振りかけられ、こんがりと焼かれています。

甘露の渦の見た目

生地には鳴門金時の皮も混ざっているのが見えます、上面はカリッとしていますが、生地全体は鳴門金時のペーストをそのまま使用しているといった感じのしっとり感。

甘露の渦の断面

半分に割ると、上部、中部、下部といった感じでレイヤーが出来ているように見えます。しっかりと焼いたパウンドケーキといった風合いもありますね。

甘露の渦を食べる

食べてみると上面のこんがり焼かれている部分はザクっとした食感があり、中段の粗ごしにされた生地はホロホロとした食感、下部は非常にしっとりした食感と層によって食感が分かれているような感じです。口にするとふんだんに鳴門金時の自然な甘みが広がります。塩の風味までは細かに感じ取ることはできませんでしたが、この食感の異なる層を上手くまとめ上げているのが「ゲラント塩」なのかと感じることもできました。シンプルに美味しく、完成度の高いスイートポテトでした。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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