塩けんぴ(高知家)
芋けんぴのスタンダートを作る澁谷食品さん
銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」さんで『高知屋』のブランドで発売されている『塩けんぴ』を買ってきました。製造元は高知県高岡郡にある『澁谷食品株式会社』さん。昭和27年から一貫してさつまいもの菓子製造をおこなっている”芋けんぴ”作りの老舗企業さんです。なんと芋けんぴの生産量で全国シェア50%ほどを占めているのだとか、芋けんぴの権威的な存在です。
そんな『澁谷食品株式会社』さんが作る『塩けんぴ』の原料となる芋は「黄金千貫(こがねせんがん)」が使われています。この品種は芋焼酎の原料としても四国・九州地方で多く栽培されている品種ですね。パッケージには”室戸海洋深層水仕込み”とも書かれており、高知県の地元の素材にこだわったお菓子作りが感じられます。
今回買ってきたのは105g入りの袋ですが、お皿に出したこの量で3分の1くらい(おそらく30g前後)の量です。ちょっと一人では食べきれないくらいの量が入ってます。形状的にはちょうどマクドナルドのフライドポテトのようなサイズ感です。
カリっと揚げた芋に蜜がかけられ、固い感触。ツヤツヤした見た目、蜜が染み込んで透明感があります。
芋けんぴというとガリガリッと固いイメージでしたが、思っていたよりもサクサクした食感。芋の香りがしっかりとあって、蜜の甘みがやさしく自然な甘み、止まらない系の味わいです。