金澤最中(なかざき生菓子店)
兼六園の風景が描かれた金沢の雰囲気満点の最中
石川県金沢市の『なかざき生菓子店』さんの作る『金澤最中』を買ってきました。なかざき生菓子店さんは創業80余年という老舗の和菓子屋さん、お菓子処としても全国的に有名な金沢市で伝統的な和菓子を作り続けているお店です。今回ご紹介する『金澤最中』もまさに王道スタイルを行くような伝統的な最中です。
パッケージも和紙に赤い札が巻かれており、ドンと真ん中に筆書きで『金澤最中』と縦書きされており、迫力すら感じる佇まいです。
開封すると、丸い最中の真ん中に風景の型押しがされています。この風景は金沢にある兼六園でしょうか、石灯籠と松が描かれています。兼六園は”日本三名園”に数えられる美しい景観の庭園で、金沢市が誇る名所の一つですね。私は行ったことはありませんが、ときどき写真で目にする情緒たっぷりの「冬の兼六園」を見る度、いつか訪れてみたいなぁと思っています。
半分に割ってみると中にはたっぷりの小豆餡、つやつやした質感のみずみずしい小豆餡です。モナカの皮も非常に繊細で、最中の王道といった感じの佇まい。
とても上品な甘さの小豆餡です、餡のクオリティの高さに老舗和菓子屋さんの職人気質を感じます。最中ってシンプルだからこそごまかしが効かないお菓子なんだろうなぁと感じます。金沢の老舗和菓子屋さんのこだわりを味わえるハイクオリティな最中でした。