織部錦
繊細な口当たり、和菓子の技術が詰め込まれた焼きまんじゅう
全国のデパ地下でよく見かける「宗家 源吉兆庵(そうけ みなもと きっちょうあん)」さんは、実は岡山県発祥の和菓子店なんです。創業は1946年で、現在の本社を東京都銀座におきながら、全国に150ほどの店舗を展開し、伝統的で質の高い和菓子を多く作られています。
そんな宗家源吉兆庵さんの定番商品「織部錦(おりべにしき)」を買ってきました。こしあんと芋あんの中に栗を包んで焼きあげたおまんじゅうです。
可愛らしい見た目のおまんじゅう。上面には模様が描かれていますが、笹竜胆(ささりんどう)の図柄とのこと。
非常に薄く焼き上げられた生地の中にはしっとりとした質感の餡が入っており、真ん中には刻まれた栗の実も入っています。
きめ細かい餡はさっぱりとした甘さで栗の風味とよく合います。栗の実が刻んであるのが繊細な食感を生み出していて、なるほど~と唸ってしまう感じでした。伝統的な和菓子の技術が盛り込まれた焼きまんじゅうです。