クルス(抹茶)
長崎のキリスト教会の歴史を感じるお菓子
長崎で愛されている焼菓子『クルス』はパッケージがユニークです。長崎ならではのキリスト教の歴史を感じさせるステンドグラスとマリア様に見えるイラストに、手前には抹茶が映っています。これぞ和洋折衷、歴史のストーリーを感じさせるパッケージですね。
今回食べたのは『クルス』の抹茶味、3枚入りパッケージ。これだけ見るとヨーロッパのお菓子のようにも見えます。
クルスとは、ポルトガル語で「十字架」を意味する言葉だそうで開けてみると、『CRUZ』と書いてある十字架のマークがバシッと焼かれています。こんなデザインのお菓子初めてです。お菓子なのに、かっこいい。
外側のクッキーのようなビスケットのような素材の感触はかなり硬く、パリッとしている感じが伝わってきます。製造メーカーの小浜食糧さんのHPを見てみると、どうやらこれは小浜名物として名高い”湯せんペい”に開発のヒントがあったようです。
中には抹茶のチョコレートクリームがしっかりと挟まれています。
食感はすごくパリッとしています。このビスケット生地がクルスの特徴なんでしょうね。
長崎の伝統銘菓”湯せんぺい”を連想させる食感、素朴な甘みがあり、中に挟まれたの本格的な抹茶のチョコクリームも風味高く、非常に美味しく頂けました。