くるみゆべし(甘仙堂)

くるみゆべし(甘仙堂)
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受け継がれる東北伝統のくるみゆべし

宮城県の甘仙堂さんの「くるみゆべし」”ゆべし”ってお菓子は全国各地で聞くけど、そもそもどういったお菓子なんでしょうか。

くるみゆべし包装

ゆべしはもち米粉、水飴、砂糖などで作られるお菓子で、日本に古くから伝わる伝統的なお菓子ですが、地域によって見た目や味にかなり違いがあります。漢字で書くと「柚餅子」なので柚子を連想するかもしれませんが、必ずしもゆずを使用するわけではありません。西日本では柚子を使ったゆべしが一般ですが、北関東、東北地方ではくるみを用いたゆべしが一般的です。

くるみゆべしを開封

今回の柚餅子は東北にある甘仙堂さんのゆべし、東北地方に伝統のある”くるみ”を使ったゆべしです。

くるみゆべしの断面

もち米粉、水飴で作られたモチモチ素材にくるみがたっぷり含まれています。私はこちらに馴染みがある地域で育ったので、ゆべしといったらこのスタイルでした。

くるみゆべし食べてみた

素朴な甘みのなかにくるみの香ばしさと歯ごたえがあり、懐かしい美味しさです。くるみゆべしが長く愛されている理由が分かる味わいです。

最終更新日:2024年02月05日