炎立つせんべい

炎立つせんべい
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かつての奥州藤原氏ゆかりの土地で作られる”ヴァッフェル”

宮城県角田市のお菓子屋さん『ささもり菓子舗』さんが作る『炎立つせんべい』は和風クッキーの間にクリームを挟んだ、いわゆる”ヴァッフェル”と呼ばれているお菓子です。

炎立つせんべいの見た目

『炎立つ』といえば1990年代に放送されたNHKの大河ドラマ。奥州藤原氏の栄枯盛衰を描いたドラマで、舞台はかつて栄華を誇った奥州藤原氏の治めていた地域で、現在『ささもり菓子舗』さんがお店を構える宮城県角田市もこの地域になります。ちなみにこの『炎立つせんべい』は陸奥国の豪族である平 永衡(たいらのながひら)にちなんだお菓子として作られたようです。

炎立つせんべいを横から見る

厚めの堅焼きワッフル生地にクリームが挟み込まれています。『ささもり』さんのホームページでは「サブレー風せんべい」と紹介されていましたが、この見た目からはなかなか”せんべい”というイメージは持てないですね。美味しそうな洋菓子に見えてしまいます。

炎立つせんべいを半分にする

今回はバニラクリームの方を買ってきましたが、他にも抹茶クリームのものもあるようです。

炎立つせんべいを食べる

安定の美味しさ。『炎立つせんべい』という和の名前ではありますがコーヒーによく合う洋風なお菓子です。陸奥国の豪族だった平永衡の存在はいままで知りませんでしたが、こういった地域に根ざした歴史のエピソードに因んだお菓子はためになるなぁと感じます。

最終更新日:2024年02月05日