抹茶もみじ饅頭(茶の環)
しっかり渋い抹茶生地が甘さを引き立てる
広島県廿日市にある『茶匠鑑定 茶の環』さんは、広島で創業60年を超える老舗茶舗から生み出された専門店で”抹茶”を専門で取り扱うお店です。そんな『茶匠鑑定 茶の環』さんには抹茶を使ったさまざまな商品がありますが、今回は抹茶もみじ饅頭を買ってきました。
美しい緑のもみじの葉が描かれたパッケージを開けると、いわゆる”もみじ饅頭”のスタンダードなシェイプで登場。外見からは抹茶感はまだ感じられませんが、少し丸みを帯びた綺麗な形です。
半分に割ってみると出ました抹茶生地、鮮やかな抹茶色です。外側の茶色のこんがり焼かれた生地と、内側の抹茶色の生地のコントラストがこんなにもはっきりしているのが印象的。ちなみに『茶匠鑑定 茶の環』さんのホームページでは、この『抹茶もみじ饅頭』の生地が生まれるまでを詳細に解説しています。相当な試行錯誤の上で完成した抹茶の生地のようです。しかも驚いたのが、このまんじゅう生地には茶の環さんの看板素材である『金天閣』という1㎏あたり5万円相当もする抹茶を使っているのだとか、、スゴイ。
食べてみると納得の味わい。抹茶生地の味が濃いです!すごくしっかりとした抹茶風味のまんじゅう生地。スキッとしたほろ苦さと小豆餡のコンビネーションが絶妙で『抹茶もみじ饅頭』というジャンルをしっかりと確立しているように感じる完成度。この抹茶へのこだわりようはさすが長い歴史を持つ抹茶専門店の作ったお菓子だなと感じました。