神奈川県

ビスカウト

ビスカウト

開港当時の風情たっぷりのレトロな横浜みやげの定番

横浜の「馬車道十番館」さんは1945年に開館し、外国の商館建築様式を参考に再現されたレトロな雰囲気たっぷりの西洋館。喫茶室とバーを併設したフレンチレストランとして横浜の観光名物にもなっていますね。この『馬車道十番館』さんが作る『ビスカウト』も横浜の異国情緒と歴史を物語るかなりメジャーな存在のお菓子だと思います。

ビスカウトのパッケージ

『ビスカウト』という名前は現在の『ビスケット』と呼ばれる前の呼び方ですね。西暦1550年頃、南蛮菓子によって日本に伝来し、『カステラ』も『かすていら』と呼ばれていたのと同じニュアンスですね。明治頃まではこのように呼称されていたようです。

ビスカウトを開封

サイズは結構大きめで一枚当たりのボリュームがあります。中にクリームをサンドしているため厚みもあります。ビスケットの中心部には文明化の象徴でもあるガス灯の模様があしらわれています。

ビスカウトの断面

もちろんビスケットのサクッとした感じがありますが、中のクリームと厚みのある生地のせいか内側は少ししっとりとした質感で、ちょっとリッチなビスケットといった感じです。

ビスカウトを食べる

食べて思うのは「なるほど、これは贅沢なビスケットだ」です。厚みがありますが、やはり中は若干しっとりしていて全体的に柔らかい食感。チョコレートクリームも甘すぎず風味が良いですが、贅沢な味わいをプラスしてくれます。ちょっと特別感のあるビスケット、おみやげの定番として長く親しまれていることに納得です。ちなみに今回食べたのはチョコレート味ですが、他にもピーナッツ味とレモン味があります。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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