滋賀県

可美味芋(うましいも)

可美味芋

外側は醬油と黒ごまで味付け、内側はたっぷり鳴門金時

滋賀県の近江八幡市発祥の和菓子店『たねや』さん、いまや全国的な知名度を持つ大きなお菓子屋さんですが、1872年に創業された伝統ある老舗菓子店です。今回はそんな『たねや』さんの季節限定のお菓子『可美味芋(うましいも)』を買ってきました。

可美味芋を開封

ちなみに『可美味芋(うましいも)』という名前はちょっとふり仮名がないと読めない感じですが『たねや』さんのホームページを見ると名前の由来にはこのような解説がありました。

「うまし」という言葉は古くから良いものや立派なものに対する美称として用いられ、「可美」や「加怜」の字があてられてきました。『可』には「よろしいだろう」と認める意味があり、『美』は古くは「立派」や「良い」という意味のほか「おいしい」という意味も持っていました。

『可美(うまし)芋』で「おいしい芋だろう」という意味となりますが、より味わいを強調するため『味』の一文字を加え「可美味(うまし)芋」としました。

たねやHP

 

可美味芋の断面

半分に割ると”なると金時”を使った芋餡がたっぷりと入っています。外側のまんじゅう皮は非常に薄く仕上げられており、醤油だれを塗って黒胡麻をたっぷりとかけてあるということで、塩気を薄く盛ることで鳴門金時の甘さを引き立てるといった仕掛けのようです。

可美味芋を食べてみる

食べてみると、なるほど外側の醤油とごまの少し塩気のある香ばしい味わいが中の鳴門金時の自然な甘さを引き立てます。中の芋餡はシンプルにそのままの質感といった感じで素材の良さを前面に出していくスタイルですね。これはさつまいも芋好きの人にはたまらないお菓子だと思います。

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※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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