恐竜っ子
恐竜なのに可愛いシェイプ。勝山市の恐竜にかける熱意がすごい。
福井県勝山市北谷町には日本最大の恐竜化石発掘現場があります。なんと日本で発見された恐竜化石のうち、約8割近くがここで見つかっているということで、福井県は”恐竜王国”と呼ばれることも多いのだとか。同じ勝山市にある『お菓子司 大和田』さんではこの恐竜の化石発掘が盛んな地元にちなんで『恐竜っ子』というおまんじゅうを作っているようです。
また、市内にはかつやま恐竜の森というテーマパークともあり、敷地内には恐竜の化石標本も見れるミュージアムもあるようで、すごく本格的に恐竜を楽しめる施設が充実しているようです。そして、ミュージアムではこの『恐竜っ子』もおみやげで買えるということで、とにかく恐竜押しの勝山市なんです。
開封してみると、とても可愛いおまんじゅうが登場!手がモジモジしている感じで可愛い!恐竜なのに小動物的な可愛さがあります。それにしても、おまんじゅうなのにこんなに精巧な形で再現できるんですね。
いったい中はどうなっているんだろうということで、申し訳ないけど半分に切っちゃいました。
横から見た断面がこちら、まんじゅう皮が細かい部分まできちんとシェイプをなぞっているのに驚き。焼きあげるのが難しそうと感じます。
おまんじゅうの中身は手亡豆で作られたサラッとした餡で卵の風味がある黄身餡といった感じです。口どけのいい餡と、しっとりしたまんじゅう皮のバランスがグッド。形が可愛いだけではなく、おまんじゅうの美味しさもかなりのクオリティです。おみやげに持って帰れば話題も盛り上がりそうだし、小さい子も喜ぶおまんじゅうですね。勝山市の恐竜にかける思いを感じる一品でした。