静岡県

田子の月

ずっしり小豆餡とボリューミーな求肥が贅沢な最中

静岡県の有名銘菓『田子の月(たごのつき)』を買ってきました。1952年(昭和27年)に創業された老舗のお菓子屋さんで包装紙にはあの武者小路実篤が「名月や子供よろこぶ田子の月」と書いたことでも知られている最中です。

『田子の月』という名前の由来は、田子の浦に流れる沼川に映る月の美しさを表したもので、販売を始めた当初のは唯称寺というお寺の境内に屋台を構えて売り始めたということです。四角く形の整った最中の真ん中には月があしらわれているデザイン、手に持つとかなりズッシリとした重みがあります。

老舗ならではといった上品で飽きのこない小豆餡の甘さと、これでもかといったボリューミーな求肥が贅沢な美味しさ。最中としてはサイズ感も大きめな方だと感じますが、あっという間に食べきってしまいました。静岡県富士市の最中といったら『田子の月』といわれるほどメジャーな存在の銘菓ですが、納得の美味しさとボリューム感、箱に敷き詰められた様子も上品な贈答品にうってつけの佇まいで、定番人気のおみやげになるのがよくわかる最中でした。

静岡県のおみやげ一覧

※記載価格は購入当時のものです。現在の価格は異なる場合があります。

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