薄紅

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紅玉りんごの芳醇な甘みと酸味を和菓子で頂く

青森市の新町で1918年(大正7年)に創業された「おきな屋」さんは青森産のりんごを活かした和菓子作りで有名なお店です。おきな屋さんの作るお菓子のなかでも代表銘菓として有名なのが『薄紅(うすくれない)』とのこと。

薄紅のパッケージ

青森県で盛んに育てられている”紅玉りんご”を使い、りんごの輪切りを砂糖で煮てじっくり乾燥させたという、海外ではいわゆる”グラッセ”と呼ばれるような加工で作るお菓子とのことですが、開封すると、その形状にも驚きます。

薄紅を開封

スライスされたりんごがそのままの姿でドライフルーツになったような姿。表面に粉砂糖が振りかけられています。外側にはしっかりとりんごの皮も残っています。

薄紅の断面

断面を見てみると、より、りんごの果実そのままというのが良く分かります。砂糖に漬けられた果肉が若干透明感を持っています。

薄紅を食べる

紅玉りんごの香りが芳醇で、程よい酸味が広がります。周りにつけられた白い粉砂糖がほんのりと甘く、非常に上品な仕上がりです。長く愛されるのが良く分かる自然な味わいでした。

最終更新日:2024年08月06日