みかさ山
常時13種類ものバリエーションを揃えている人気シリーズ
富山県富山市の佐々木千歳堂さんが作る「みかさ山」は常時13種類ものラインアップがあるというお店の看板商品的などらやきとのことです。今回は一番スタンダードな「小倉餡」のものを買ってきました。
パッケージには阿倍仲麻呂が古今和歌集で詠んだ三笠山の歌「天のはら ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月か茂」と詠まれているようです。この歌の現代訳は『大空をふり仰いで遥か遠くを眺めて、いま見ている月は、かつて奈良の春日にある三笠山の上に出ていたのと同じ月なのだな』といった意味合いのようです。
スタンダードなどら焼きの形ですが、生地が柔らかくフワフワしています。
中に入っている餡にも相当こだわっているようで、様々などら焼きに合う味を研究して調整しているとのこと。
淡い色合いの小倉餡ですが、芳醇な甘さがあり厚みのある皮とよく合います。素材の良さが引き立つ味わいのどらやきといった感じでした。